先輩のベンツ
自分が23歳のときの話となりますが、自分が勤めている会社は大企業であり、いくつものグループ会社があります。そして自分はそのグループ会社の人と仲が良く、そのひとを含めて何人かで釣りなどに行きます。
そのグループ会社の社員(先輩)の車に乗って釣り公園まで一緒に現地に向かうことが何回かありました。
そのときにベンツに乗ることができたのです。
時速メーターも260km/h載をされていて、日本じゃ絶対に出すことはできないだろう!と思いました。
運転中に自分が感じた乗り心地は、本当に静かでした。260km/hともなるとかなり巨大なエンジンを搭載して、乗り心地は悪いのではと思ったのですが、振動もほとんどなく、助手席で居眠りをしてしまうほどです。
そして現地に向かうときに、短い距離ですが、高速道路を使用することもありました。
これが自分にとって一番びっくりしたことです。
先輩は肉食系な性格をしており、その性格が車の走行にも影響をしました。
それは、本当なら80km/hくらいまでスピードを落とさないと走行することが難しいとされているカーブがベンツは120km/hのスピードでカーブにさしかかり、自分はここで死ぬのか?と思ってしまうほどの怖い運転をしておりましたが、何の問題もなく、カーブを走行することができたのです。
どれだけ小回りが利くの、だこの車はと思ってしまうほどです。
さすがは外車であり、性能がすごいと思いました。
この車の価格ですが、先輩いわく600万円で購入をしたようです。
ベンツに同乗した思い出
現在の私は、ベンツやレクサスなどのいわゆる高級車とは縁のない生活を送っています。ですが学生時代に一度だけ、ベンツに同乗させてもらったことがあり、その乗り心地の快適さにたいそう驚いたものでした。
私は車に酔いやすい体質で、その日も運悪く山がちの地域を移動することになったのですが、全く気分が悪くならなかったのです。
熟練運転手さんの操作方法が良かったことももちろんあるのですが、車じたいの大きさと安定性とが、ここまで車内の快適さを作り上げられるものなのか…と驚愕しました。
それは当時働いていたアルバイト先、小企業の社長さんの車でした。
社長自身は運転を全くせず、お抱えの運転手さんに任せきりでした。
道中社長が私に語るには、「何でベンツを自家用車にしてるかわかるかい。」「やっぱり乗り心地でしょうか」「それもあるんだがね、これほど頑丈な車は他にないんだよ。
万が一事故などが起こった時のための、まあ保険のようなものだね」ということでした。
燃費や車検代を最優先に考えて、軽車両を選んでいた私の両親とは次元が違う…
そんな風にカルチャーショックをも感じた一件でした。
